樺島 | |
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所在地 | 日本(長崎県長崎市野母崎) |
所在海域 | 天草灘 |
面積 | 2.22 km² |
プロジェクト 地形 | |
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樺島(かばしま)は、九州西部の長崎半島の南、天草灘上に位置する島である。全島が長崎県長崎市に属する。
長崎半島とは途中無人島の中島を経由して架橋された樺島大橋(1986年開通、全長227m)を経て[1]、中島からは防波堤道路と大漁橋(1983年竣工)で繋がっている。島は周囲7.5kmで[1]、全体的に山がちであり、民家は中島を挟み長崎半島に相対する北部の樺島漁港周辺に集中している。
島内には各所に湧水が多く、船舶に水を補給するための井戸が随所に掘られ、水が豊かであることから「川場島(かわばしま)」→「樺島」と転訛したとされる[1]。その井戸にオオウナギが生息しており、日本における南洋産オオウナギの生息北限地として国の天然記念物に指定されている[1]。
1889年(明治22年)4月1日の町村制施行時は島全域で西彼杵郡樺島村を成していた[2]。1955年(昭和30年)2月11日に昭和の大合併で野母崎町となり[3]、2005年(平成17年)1月4日に野母崎町が長崎市に編入されたことで長崎市の一部となった。町名は長崎市への編入合併時に旧市内中心部にある樺島町と重複するため旧町名を冠した野母崎樺島町となった。
島での主な産業は水産業であり、中でもカラスミの産地として知られている。
長崎市立樺島小学校が2010年(平成22年)3月に閉校となったため島内の学校は消滅した。現在は長崎市立野母崎小学校および長崎市立野母崎中学校の校区となっており、長崎半島内の野母崎地区まで通学することになる。
東経129度46分59秒 / 北緯32.56250度 東経129.78306度 / 32.56250; 129.78306