UEFA EURO(欧州選手権)には2008年大会で初めて出場したが、本戦では1勝も挙げられず終わった。開催国として臨んだUEFA EURO 2012では、グループAでロシア、ギリシャ、チェコと対戦した。しかし、2分1敗と1勝も挙げられずグループリーグ敗退となった。予選を突破し3大会連続出場となったUEFA EURO 2016では北アイルランド戦で本大会初勝利を記録すると、初めてグループリーグを突破した。ラウンド16でスイスをPK戦で下すも、準々決勝で今大会優勝のポルトガルにPK戦で敗れた。
UEFA EURO 2020ではスペイン、スウェーデンという2つの強豪とプレーオフを勝ち抜いてきたスロバキアと同組になった。大会初戦のスロバキア戦ではGKのヴォイチェフ・シュチェスニーによるミスもあって1-2で敗戦し、続くスペイン戦とスウェーデン戦ではエースストライカーのロベルト・レヴァンドフスキが3得点と奮闘するもスペインに引き分けただけに終わり、グループを1分2敗という悲惨な結果で大会敗退が決まった。
UEFA EURO 2024ではグループDに入り、初戦でオランダと対戦し、前半16分にアダム・ブクサのゴールで先制するが、同29分にコーディ・ガクポ、83分にボウト・ベグホルストのゴールで2点を奪われ1-2で逆転負けを喫した。2戦目のオーストリア戦では前半9分にゲアノット・トラウナーに先制ゴールを決められ、同30分にクシシュトフ・ピョンテクのゴールで一時は追いつくも66分・78分に立て続けに2失点を喫し1-3で敗戦。直後に行われたフランス対オランダ戦が0-0で終了したことでグループ4位が確定。2大会連続のグループステージ敗退が決定しただけでなく、今大会史上最速でグループステージ敗退を喫することとなった[12]。負ければEURO史上初の3連敗で終わる最終戦のフランス戦では、前半を0-0で折り返すも56分にキリアン・エムバペにPKから先制点を奪われ、79分にロベルト・レヴァンドフスキのPKで追いつくも、逆転できず引き分けとなった。それでも勝点1を最後の最後に獲得し3連敗を回避して大会を終えた。